カイロプラクティックは上述したように「生命」を対象にしたものですが、なぜ脊椎を対象にケアをしているかという点が重要なポイントになります。
「生命」は脳から脊髄、末梢の神経を経由し、情報交換を行いながら維持されています。
また、中枢神経といわれる脳と脊髄は頭蓋骨と脊椎によって保護されています。
この中枢神経および末梢神経が脊椎上で持続的に干渉された状態になると、脳からの生命を維持するための情報=イネイト・インテリジェンスからの情報が伝達されにくい状態になります。
つまり、生きる為に必要な情報が伝達異常を起こした状態です。この様な状態を脊椎サブラクセーションといいます。
脊椎サブラクセーション状態になると、身体の情報交換の質に変調を及ぼし、身体の表現に制限がかかる(環境への適応の制限、問題の長期化、固定化等)状態になります。